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こしらえる―復興期

被災地では、復興計画が立案されています。「安全で安心できるまちづくり」「復興を機により一段と飛躍」「エネルギーの地産地消」……と、それぞれの目ざす方向が掲げられています。特区構想や高台移転、木質バイオマス発電といった具体的なメニューにそって、復興事業も動きだしました。

震災復興は、すべからく創造的であるべきです。なぜなら、東北の被災地は、過疎と少子高齢化が進み、さらなる住民の転出によって地域を支えるマンパワーが足りないからです。今後も不足が続くでしょう。単にハードを元どおりにしたり、過去の事例をそっくり移植したりするような手法では、太刀打ちできません。いや、元どおりにしたら逆に衰退を早めてしまうかもしれないのです。

想像力の翼を広げて、私たちは被災地と向き合い、何ができるのか、問い続けねばなりません。最も重要なのは、被災地への関心を持続することです。共有感覚のなかから未来という目標づくりは始まります。

そのとき、心がけたいことがあります。「こしらえる」手のぬくもりを創造的復興にこめてみたいのです。あれこれ手を加え、思うようなものに仕上げていく。そんな思いを、世代を超えるメッセージとして……。